環境省と連携し、温室効果ガス観測データ(GOSATシリーズデータ)をTellusから公開へ

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平素よりTellusをご利用いただきありがとうございます。

この度、環境省より温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(Greenhouse gases Observing SATellite; GOSAT)、や「いぶき2号」(GOSAT-2)の観測データを公開するプラットフォームとして、「Tellus」が採択されました。

より多くのユーザにGOSATシリーズの観測データを利用してもらうため、衛星データを「Tellus」にて公開し、データの搭載や検索・表示するための開発を行っていきます。今回の開発を通じて、ユーザはブラウザやAPI経由でより手軽にGOSATの観測データにアクセスできるようになります。

GOSATシリーズの観測データは、これまで学術・研究や気候変動政策の分野にて多くのユーザに利用されていましたが、「Tellus」から公開する(※)ことで、ビジネス利用などの更なるユーザを獲得することを目指します。また、既存のTellus搭載データと組み合わせることで、衛星データ利用の幅を広げることが期待できます。

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2022年3月に観測したGOSATの全球CO2カラム平均濃度
©OpenStreetMap contributors,©Tellus,JAXA,NIES,MOE

株式会社Tellusは、今後も随時Tellusのアップデートを行い、より魅力的なプラットフォームにすべく尽力いたします。そして、今後も衛星データの産業利用に挑戦することにより、宇宙×ITで新しい価値を創造してまいります。

(※)一部サンプルデータは既にTellus上でご覧いただけます。
サンプルデータ:
https://www.tellusxdp.com/ja/catalog/data/[sample]gosat_l3_global_co2_distribution_(swir).html

【GOSATシリーズについて】
環境省、国立環境研究所、および宇宙航空研究開発機構の共同プロジェクトである温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)は、世界初の温室効果ガス専用観測衛星として、2009年の打ち上げ以来、地球全域の二酸化炭素(CO2)とメタン(CH4)の濃度を測定しています。その後、後継のGOSAT-2が2018年に打ち上げられ、現在も運用中です。また、新たにGOSAT-GWの開発も進行中で、2024年の打ち上げが予定されています。これらの衛星データは科学的研究だけでなく、気候変動政策の策定にも重要な役割を果たしています。

https://www.gosat.nies.go.jp/index.html

https://www.gosat-2.nies.go.jp/jp/

https://www.env.go.jp/earth/ondanka/gosat.html

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