HISUI ×
データのご利用は下記からお申込みください
HISUIについて
HISUI (Hyperspectral Imager SUIte) は
HISUIは2019年12月に打上げられ、 国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」に搭載されました。
全球規模で観測可能なハイパースペクトルセンサです。
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- HISUIの性能
- HISUIは、経済産業省のプロジェクトとして2019年に国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で運用が開始され、現在はNEDO Kプロ(経済安全保障重要技術育成プログラム)事業のもとで地球観測画像データを取得しています。HISUIの画像データは、ハイパースペクトルデータと呼ばれており、可視近赤外から短波長赤外までの波長帯を、185バンドにより10nmあるいは12.5nmの細かい波長分解能でカバーしています。
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- ハイパースペクトルデータの特長
- ハイパースペクトルデータの最大の特長は、非常に多くの観測波長帯を有しており、非常に詳細な波長分解能のデータであることです。計測していない波長帯が多い従来のマルチスペクトルと異なり、広範囲の波長帯において欠損なく連続的なデータとなっているため、対象物の性質・物性の情報を詳細に把握することができます。
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- HISUIの想定利用事例
- HISUIのハイパースペクトルデータは、鉱物のスペクトルの情報を詳細に把握することが可能であり、石油や金属鉱物の資源探査において非常に役立ちます。その他にも、植生における種別や生育状態の把握がより詳細に可能となったり、これまで利用が難しかったメタンガスの検出や土壌塩分濃度の測定というような、様々な分野での利用が期待されています。
HISUIについて、さらに詳しく知りたい方は
ハイパースペクトルセンサとは|宙畑
HISUIのデータについて
公開シーン数
HISUIにて撮像したデータを、
数万シーン以上の登録を予定しています。
サンプルデータ
データ利用申し込みは不要で、公開しています。
Tellusにログインの上、Travelerよりご確認ください。
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2021年05月03日撮影(瀬戸大橋周辺)
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2021年05月01日撮影(大島周辺)
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2021年06月11日撮影(石巻市周辺)
データセットの詳細
データセット名 | 【限定公開】HISUI |
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説明 | HISUIは、経済産業省が開発した宇宙実証用のハイパースペクトルセンサで、現在はNEDO Kプロ(経済安全保障重要技術育成プログラム)事業のもとで運用されています。 |
衛星データプロバイダ | 一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構 |
カタログ情報 |
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利用可能な環境 | Tellus外でも利用可 |
ご利用の流れ
注意事項
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お申込みいただく場合には、事前にTellusにご登録いただいたうえで、下記リンクにある「NEDO
Kプロ事業におけるHISUIプロダクト利用規約」に同意頂く必要があります。
NEDO Kプロ事業におけるHISUIプロダクト利用規約 (PDF 272KB) - ご利用のお申し込みは、日本の法人(国・地方自治体・国立大学法人・国立研究科学法人・独立行政法人・公益法人・民間企業等)および日本国内で事業を行う個人に限っております。
- 登録を希望する法人にあっては、組織内でHISUIデータを取り扱う職員を特定し、その名簿を一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構に提出する必要があります。
- HISUIデータは、登録した職員以外には取り扱いができないものとします。
- Tellusアカウントに登録された所属組織が国外または未記載の場合、HISUIデータをご利用頂けません。
- HISUIユーザへの登録の審査は一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構が行います。
- お申込み多数の場合、HISUIデータが閲覧できるようになるまで、1週間以上かかる場合があります。
- お申し込みを確認した結果、HISUIデータ閲覧が認められない場合があります。データ閲覧が認められない場合でも理由は回答しませんので、ご了承ください。
- HISUIデータの公開は予告なく終了する場合があります。
- 現時点で、申し込みと閲覧に費用は掛かりません。
- 今後、Tellusサービス約款が変更になる場合、閲覧を継続する場合にはTellusサービス約款の再同意が必要になります。
- ご登録頂いた個人情報は、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構とNEDO Kプロ事業の幹事会社である株式会社ジェネシアが厳重に管理し、利用規約の「8.NEDO Kプロ事業への協力」で実施する作業以外の目的では一切使用しません。
STEP 1 Tellusのアカウント登録
すでにTellusのアカウントをお持ちの方は登録不要です。
STEP 2 の利用申し込みにお進みください。
STEP 2 入力フォームより利用申し込み
年末年始の対応について
誠に勝手ながら、以下の期間は窓口をお休みいたします。
2024年12月21日(土)~2025年1月5日(日)
お申し込み、お問い合わせについては
ご不便をおかけし大変申し訳ございませんが、 ご了承のほどお願いいたします。
STEP 1 にて登録したアカウントでログインして申し込んでください。
申し込み受け付け後、Tellus運用チームよりTellusにご登録されているメールアドレスにご連絡をさせていただきます。
- 確認手続きの流れ(確認に1週間程度かかる場合があります)
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- Tellusにご登録いただいている情報に基づき、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構にて申し込みを確認します。
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一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構にて申し込みを確認後、「NEDO
Kプロ事業におけるHISUIプロダクト利用規約」をお送りいたします。
※申請者が法人の場合、組織内でHISUIデータを取り扱う職員のリストをご提出頂くよう、ご依頼させていただきます。 - 「NEDO Kプロ事業におけるHISUIプロダクト利用規約」を確認の上、メールに返信をお願いいたします。
- 返信をTellusにて確認後、Tellus Travelerでデータが閲覧できるようになります。(閲覧が可能になった旨、Tellusよりご登録のメールアドレスにご連絡いたします)
STEP 3 Tellus Travelerでデータ閲覧
Travelerにアクセスし、シーン検索から「【限定公開】HISUI」にチェックを入れて検索するとデータを閲覧することができます。
Tellus Travelerでの閲覧方法を詳しく知りたい人は
Tellusで無料公開!
日本のハイパースペクトルセンサHISUIのデータ|宙畑
一般財団法人
宇宙システム開発利用推進機構
宇宙システム(衛星システム、打上げシステム、地上システム、衛星リモートセンシング、衛星測位(複数の人工衛星の信号を用いる位置の決定、時刻及び移動経路等の情報の取得をいう。)及び宇宙環境利用)に関する研究開発、調査研究、国際協力、普及啓発及び人材育成を行うことにより、宇宙先端技術の開発、宇宙技術及び準天頂衛星システムみちびきを含む衛星測位技術の利活用を推進し、地球環境保全、資源エネルギーの確保、宇宙産業の発展及び地理空間情報の活用に寄与し、もって国民の安全安心の確保、国民経済の健全な発展、高度な地理空間情報を享受する社会の実現及び持続可能な国際社会創造への貢献に資する事業を推進しています。
衛星データプラットフォーム
Tellus
Tellusは、株式会社Tellusが開発・運用に取り組んでいる日本発の衛星データプラットフォームです。衛星データや衛星データ処理に役立つさまざまなアルゴリズム、開発環境をクラウド上で提供するほか、衛星データ活用のためのトレーニングおよびデータ分析コンテストなどの教育コンテンツ、Tellusの取り組みや衛星データの活用事例を紹介するオウンドメディアといった機能を有しています。また、Tellusには衛星データに加え、気象、人流などの地上データを順次搭載しています。
名称は、宇宙から得られる地上のデータにより豊かな未来を作り出したいという意を込め、大地の女神「Tellus(テルース)」から取っています。