Tellus-LFP(Learning From the Past)

機能紹介

GCOM-Cの海面水温データ(SST)とクロロフィルα濃度データ(CHLA)を自動で色分け

GCOM-Cのデータをマップ上に表示すると、QGISの初期設定ではグレースケールで表示されるので観測値を読み取ることが難しいです。観測値ごとに適切な色を割り当てることで視覚的に確認しやすくなりますが、データが多いとそれぞれに設定しなければならず手間がかかります。
Tellus-LFPを使えば、使用したいデータを一括で簡易的に色分けすることができます。

GCOM-Cの観測値を時系列グラフで表示

GCOM-Cでみることができる海面水温といった環境データは、時間経過による変化を検知することがとても重要です。
例えば1ヶ月ごとのGCOM-Cの海面水温データをTellus-LFPに設定します。興味のある地点を地図上で指定すると、その地点の観測値を時系列グラフで表示することが可能です。興味のある場所を範囲で選べば、範囲内の平均値を自動算出してグラフ化します。1シーンずつ数値を確認して計算して…というデータ解析のための作業が短縮されます。

画像を時系列にアニメーション表示

視覚的にわかりやすい色分けされたデータ表示と、データの時系列変化の把握を同時に叶えます。Tellus-LFPでは、読み込ませた複数シーンのマップ上表示をコマ送りにしたアニメーションを生成できます。これにより、地球全体の観測値の時系列変化を視覚的に把握することができます。
生成した画像はダウンロードして、プレゼン資料に使ったりと使い道が広がります。

担当者からのおすすめポイント!

衛星で観測した経年月の変化を読み取ることで、今後の地球環境がどうなるのか傾向などを予測することができます。Tellus-LFPという名前は、「温故知新」という言葉があるように、まさに「過去から学んで(Learning From the Past)今後の未来に活かす」ためのツールとして利用してほしいという思いを込めて名付けました。
By T.S (株式会社Tellus)

ご利用開始までの流れ

Step1 Tellus Satellite Data Master with QGISを契約します

リモートの解析環境であるTellus Satellite Data Master with QGISを契約します。
商品ごとのスペックや契約方法については開発/解析環境ページをご確認ください。

開発/解析環境ページをみる

Step2 プリインストールされているQGISで利用できます

リモート環境に接続してQGISを起動してください。Tellusプラグインのツール内で利用できる状態になっています。

詳細情報
プロバイダー 株式会社Tellus
利用規約
注意事項 商用利用の際は、別途アグリーメントが必要です。お問い合わせフォーム へご連絡ください
利用可能な環境 Tellus Satellite Data Master with QGIS
利用マニュアル https://sorabatake.jp/37339/