マーケット本格始動!Tellusのアップデートを行いました。
データ追加2020年12月23日、Tellusでは大型アップデートを実施しました。
今回、Tellusマーケットでの有料ツールの取扱いを開始したほか、カスタマーの皆様からいただいたご意見を各所に反映させていますので、ぜひTellusにログインしてご覧ください!
Tellusマーケットで有料ツールの取扱い開始
2020年2月にTellusマーケットをオープンし、無料の商品の取扱いを開始いたしました!
Tellus公式ツールを含めて39個の商品が出品され、延べ1万人を超える方にマーケットを訪れていただきました。
そして、2020年12月いよいよ有料ツールの取扱いを開始いたします!
様々な地理空間データを皆様にご提供いたします。
なお、商品についてはクレジットカードでご購入いただけます。
搭載を予定しているデータは以下の通りです。
・雷観測情報(有料版)/株式会社島津ビジネスシステムズ
雷の観測値を取得できるAPI。日時を範囲指定すると、該当時間に発生した雷の観測情報を取得可能。
・降水予測情報(有料版)/株式会社島津ビジネスシステムズ
降水の予測値を取得できるAPI。緯度経度を指定すると、該当地点の次の情報を取得可能。
・降水観測情報(有料版)/株式会社島津ビジネスシステムズ
降水の観測値を取得できるAPI。日と緯度経度を指定すると、該当日・該当地点の降水の観測情報を取得可能。
・500mメッシュ推計人口/株式会社MIERUNE
2015年の国勢調査に基づき関東圏の2050年までの500mメッシュ別の将来人口の試算を行ったデータ(出典:国土数値情報)。
・行政区域データ/株式会社MIERUNE
2019年1月1日付での全国の市町村に関する行政界ポリゴンデータ(出典:国土数値情報)。
・防災情報/ゲヒルン株式会社
地震情報(10分毎)API。過去50件のアーカイブデータ。
・日射量データ/株式会社気象工学研究所
緯度経度で指定した任意地点の72時間日射量予測値(W/㎡)をご提供するAPI。
・駐車場空きスペース検出/Tellus公式ツール
衛星データとAI画像認証を活用した、駐車場用スペースを自動検出するためのAPI。
ぜひ、マーケットから興味のある商品を探してみてください。
▼Tellus マーケット
https://www.tellusxdp.com/market/ja/
カスタマーの皆さんからいただいたご意見を反映しました!
・Tellus OSスピードアップ
色々な機能をロードしているために、動作が重たかったTellus OS。作りを見直して表示スピードをアップしました!ネットワークの状況やお使いのPCスペックなどにもよりますが、動作が大幅に向上していますので、使って体感してみてください。
・Tellus OSのUI・動作改善
カスタマーの皆さんからいただいた様々なお声に対応する形で、今回【30以上!!!:D】の機能変更を行いました。変更点はこちら!
◆ マイライブラリ
― 各データの迷子解消ボタンを追加しました。
― 作成したシェイプデータをまとめてダウンロードできるようになりました。
― データごとに削除するUIをわかりやすくしました。
― データごとにダウンロードするUIをわかりやすくしました。
― 透過度を変更するスライダーの数値入力に対応しました。
― ダウンロードデータの形式はGeojsonのみに統一しました。
― フォルダがわかれていたピンとシェイプを統一しました。
◆ データ詳細ポップアップ
― 混乱を防ぐため、データ非表示の状態でデータ詳細の各値の変更をできなくしました。
― ほとんど使用されていなかったデータIDでの絞り込みをなくし、全体的にシンプルにしました。
― インジケータの数値の直接入力に対応しました。
― バンド合成機能を刷新し、カスタムにてバンドを任意にRGBに割り当てることができるようになりました。
― バンド合成のプリセットにNDVIが追加されました。(AVNIR-2データのみ)
― 刷新に伴い、RGBの濃度を調整する機能は削除しました。
◆ エリア検索
― 場所の名称での検索に加えて、経度緯度・ズーム率を入力して検索することができるようになりました。
◆ タイムスケールパネル
― 複数データを表示させたとき、表示の上下をマウス操作で入れ替えできるようになりました。
― タイムラインバー内部をクリックすることでも時間を変更できるようになりました。
― カレンダーのUIを変更しました。
― 目盛りをクリックすることで、指定時間を移動させることができるようになりました。
― データが無いときに条件を変更するための目安として、タイムラインバー内部にメッセージを掲出するようになりました。
◆上部ツールバーの表示最適化
― ツールの並び順を変更しました。
― 図形作成系のツールをグルーピングしました。元々独立していたピンを図形作成グループに仲間入りさせました。
― 図形作成時などに表示されるポップアップを任意の場所に移動できるようにしました。
― メッシュコード・タイル座標のコピーUIを変更し、コピーしたい場所をクリックすると吹き出しが出るようになりました。
― スクリプトエディタβ版は、機能の再検討のため、一旦機能提供を停止することにしました。
― テキスト登録時のUIを変更しました。
― 図形登録時のUIを変更しました。
◆ 2画面表示時の挙動改善
― 2画面表示時、左右どちらの画面にも図形を作成することができるようになりました。
◆ 下部インジケータの表示最適化
― UTM表示をグリッドから、衛星データ利用者に馴染みが深いというご意見があったxy形式に変更しました。
― UTM表示の変更に合わせて、位置情報の表示も「緯度・経度」から「経度・緯度」に変更しました。
― 以前はクリックした場所の値を示していましたが、わかりにくいという声があったので常に表示画面の中心の値を示すように変更しました。
◆ キャプチャ
― 開発環境へのキャプチャ画面転送を一旦停止しました。
― 使用頻度の低いtiffの出力機能を削除しました。
◆ 通知ピン
― ピンを起動する位置を変更し、管理を一元化しました。
― 通知ピンのデザインを視認性高く変更しました。
基本的な使い方を説明している「Tellus OSを使う【基礎編】」も今回の改善に伴い変更しているので、確認しながら使ってみてください。
https://www.tellusxdp.com/ja/howtouse/tellus_os/start_tellus_os.html
Tellus User APIの変更
Tellus OSの改善やTellusマーケットの本格始動に伴い、今まで提供していたTellus User APIの仕様も変更になります。
今まで使ってくださっていた皆さんには申し訳ないのですが、今後は新しいAPIを利用してくださると嬉しいです。
新しいAPIは以下から確認できます。
https://www.tellusxdp.com/docs/api-reference/users-v2.html#/
今後も、カスタマーの皆さんのお声を反映して、よりよいサービスの提供に努めていきたいと思いますので、ご意見お待ちしております!