合成開口レーダー(SAR)干渉処理ツール「TelluSAR」をアップデートしました。
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この度、2時期の衛星画像を使って地盤の変動を把握することができる合成開口レーダー(SAR)干渉処理ツール「TelluSAR」で、ASNARO-2のデータが利用できるようになりました。
ASNARO-2は、経済産業省が実施する「小型化等による先進的宇宙システムの研究開発」(ASNARO:Advanced Satellite with New system Architecture for Observation)プロジェクトの2号機となり、日本電気株式会社(NEC)が開発から運用まで担っています。
ASNARO-2に搭載されている合成開口レーダーは、Xバンドという波長帯を利用しており、解像度も1~2mと高いため、一般的に、地物などの人工物などを見るのに適していると言われています。
一方、当初より「TelluSAR」で利用できるPALSAR-2は、Lバンドの波長帯で解像度は3~14mとASNARO-2に比べると粗いですが、Xバンドに比べて、波長が長く、木々があっても葉や枝を透過して観測できるため、一般的に地表面に近いところの様子を広範囲に調べることに適していると言われています。
「合成開口レーダー(SAR)干渉処理ツール/TelluSAR」の詳細
・プロバイダ名
Tellus公式
・カテゴリ
アルゴリズム・アドイン
・想定用途
海外支援、防災・保険分野、都市開発分野、金融分野
・価格
無料
・詳細
アドイン:https://www.tellusxdp.com/market/tool_detail/4969e483-a714-45fe-a5d6-6cef5be85344/7858eca2-2533-4b7c-b689-74c931feedfa
API:https://www.tellusxdp.com/market/tool_detail/4969e483-a714-45fe-a5d6-6cef5be85344/6a2ae4fc-2a62-4483-861a-906c716add07
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ASNARO-2のデータで干渉処理を行った「TelluSAR」の利用イメージ
credit:
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Data by OpenStreetMap contributors, under ODbL.,
©Tellus ©Original data provided by NEC ©さくらインターネット