株式会社パスコと連携し、TellusよりALOS-4のデータ取得が可能に
ニュース平素よりTellusをご利用いただきありがとうございます。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が計画する「先進レーダ衛星「だいち4号」の観測データ・サービス事業」を実施する事業者として、株式会社パスコとともに、株式会社Tellusはパートナー事業者として採択されました。今後、衛星データプラットフォーム「Tellus」を活用した「だいち4号」(ALOS-4)のデータ提供について推進してまいります。
ALOS-4の観測データの提供時期は、決まり次第ご案内いたします。
■ALOS-4について
ALOS-4は、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)の後継機として、2024年7月に打ち上げられた合成開口レーダ(SAR)衛星です。
日本が長年培ってきたLバンドSARの強みである地殻・地盤変動などの観測がさらに進化しています。空間分解能(3m)を維持しつつ観測幅が4倍(200km)に拡大され、高精度な変動監視が可能となります。
ALOS-2のミッションである、全天候型の災害観測、森林管理、海洋状況把握などを継続し、より高度な活用を図るとともに、インフラ老朽化対策などを通じて、国土強靱化に貢献することを目的としています。
■Tellusの参画について
Tellusはパスコ社と連携し、ALOS-4の観測データの活用促進を目的に、本事業にパートナーとして参画いたします。Tellusでは、ALOS、ALOS-2のアーカイブデータに加えて、ALOS-4のデータを提供することが可能になり、ALOSシリーズのデータを一気通貫で提供できるプラットフォームとなります。今後ともクラウドプラットフォームの強みを活かし、ALOSシリーズのデータ利用を通じて、日本の地球観測プログラムの発展に貢献していきます。
関連情報
https://alos-pasco.com/news/detail/post-479.html
■企業情報
・株式会社Tellus
Tellus(テルース)は、「宇宙×ITで新しい価値を創造する」というビジョンを掲げて運用する日本発の衛星データプラットフォームです。衛星データの提供をはじめとし、データを利用した新たなビジネスを創出する環境をご用意しています。
(HP:https://corp.tellusxdp.com)
・株式会社パスコ
1953年に創業し、人工衛星・航空機・ドローン・計測車両・船舶などさまざまなプラットフォームでの計測を実施しています。衛星事業では国内外の地球観測衛星を運用し、ASNARO-1、ALOSシリーズ、Airbus社のデータなどの販売、また自社解析にてソリューション提供も行っています。
(HP:https://www.pasco.co.jp/)